古典講座 枕草子

『源氏物語』と双璧をなす『枕草子』を取り上げて、清少納言が描こうとした作品に耳を傾けたい。 中宮の定子に仕えた清少納言が、定子への万感の思いを込めて記した『枕草子』を読み進めたい。 一条天皇の中宮の〈定子〉と〈彰子〉は、従姉妹でありながら、〈定子〉は悲哀のうちに生涯を閉じた。 それに耐えられず、〈定子〉に仕えた清少納言が、盛時のみを書き上げたのが『枕草子』である。『源氏物語』と双璧をなす作品ではあるがそれぞれの成立過程には大きな違いがある。そうした状況に配慮しながら、現存する4種類の写本を比較しつつ、『枕草子』を読み味わいたい。

  (我孫子市短歌連盟)
講座名古典講座 枕草子
講師名豊島 秀範とよしまひでのり (我孫子市短歌連盟)
講座内容清少納言の『枕草子』を取上げ、その内容に即して清少納言と語り合って行きたい
質問などは『担当講師(090-7259-2685)』へお問合せ下さい
日時令和7年4月~令和8年3月 第2,第4(水) 18:30~20:30
定員15人