我孫子市民文化講座のホームページはhtmlで作っています。これを将来WordPressで作ることを前提とした講座です。
- レンタルサーバーを契約し、WordPressをインストールする
- WordPressの初期設定を行う
仮ドメインにWordPressをインストールすることができたら、次はWordPressの初期設定を行いましょう。ここでは「一般設定」「パーマリンク設定」「テーマ設定」「ヘッダーバナーの設定」の手順をご紹介します。 - WordPressのダッシュボードにログインしましょう。
「設定」→「一般」の順に選択します
一般設定ページでは、以下のものを設定することができます。
• サイトのタイトル
• キャッチフレーズ
• WordPressアドレス
• サイトアドレス
• メールアドレス
• メンバーシップ設定
• サイトの言語設定
• タイムゾーンの設定
サイトのタイトルはhtmlサイトで使用していたものを入力しましょう。キャッチフレーズは、サイトの内容を表現するものを入れます。狙っている検索キーワードがあれば、入れておくと良いです。
WordPressアドレスとサイトアドレスは、基本的に同じURL(サーバードメイン)を設定しておきましょう。(※自動で入力されています)
メールアドレスは、ブログにコメントがついた時などに通知を受け取るためのアドレスです。
メンバーシップ設定は、WordPressを複数のユーザーで使用する際に個別にIDやパスワードを発行したり、編集等の権限を制限したりするためのユーザー管理機能設定ですので、必要な場合は設定しておきましょう。
タイムゾーン設定は、外国向けのサイトでない限り、デフォルトのままでOKです。
◎パーマリンク設定
次に、管理画面の「設定」→「パーマリンク設定」からパーマリンク設定を行います。
パーマリンクとは、ページごとに個別で設定されるURLのことで、サイトドメイン以下の部分を設定することをパーマリンク設定と呼びます。
htmlサイトからWordPressに移行する際は、htmlサイトで作成した記事のドメイン評価を引き継ぐためにカスタム構造を選択し、htmlサイトの形式に合わせて設定するようにしましょう。
デフォルトのパーマリンクで対応できない場合には、「CustomPermalinks」というプラグインを使用して自由に設定することも可能です。
◎テーマ設定
WordPressではテーマを選択することで、サイトを好みのデザインに変更することができます。
WordPressには、無料のものから有料のものまでたくさんのテーマがあります。htmlサイトで作成したサイトのデザインに近いテーマを見つけて、インストールするといいでしょう。
▼ダッシュボードからテーマをインストールする方法
管理画面から「外観」→「テーマ」→「新規追加」を選択します。
ここでテーマを選んでインストールすることも可能ですが、既にテーマを他サイトからインストールして持っている場合は「テーマのアップロード」を選択し「ファイルを選択」からローカルフォルダにあるテーマファイルを選び「今すぐインストール」でテーマをインストールします。
※テーマファイルはzip形式でアップロードしてください。
インストール終了後、「有効化」をクリックすればテーマが反映されます。▼FTPソフトでテーマをインストールする方法
FTPソフトでテーマをインストールする場合は/wp-content/themes/の直下に、解凍したテーマファイルをアップロードしてください。
その後、WordPressの管理画面から「外観」→「テーマ」に移動すると、FTPソフトでアップロードしたテーマが追加されていますので「有効化」をクリックしてテーマを反映させましょう。
◎ヘッダーバナーの設定
「外観」→「ヘッダー」を選択します。
「新規画像を追加」→「ファイルを選択」→ヘッダーバナーを選んで「開く」→「選択して切り抜く」→サイズを調整したら「画像切り抜き」→「公開」
使用するテーマによって多少、設定方法は異なりますが、基本的には上記の流れでヘッダーバナーを変更することが可能です。 - htmlサイトの固定ページを移行する
次に、htmlサイトで作成したページの移行を行います。
WordPressでは2種類のページを作ることができ、1つは会社概要やお問い合わせページなどを作成するための「固定」ページ、もう1つはブログ記事を更新するための「投稿ページ」があります。
htmlサイトからWordPressへの移行では、ブログ記事は投稿ページで作成し、それ以外は固定ページを使ってページを作成していきます。ちなみに、htmlサイトで作成したページのデータをエクスポートすることはできませんので、1ページずつコピペで移動させる必要があります。
WordPressの管理画面から「固定ページ」→「新規追加」を選択し、htmlサイトで作成した会社概要やサービス紹介などのページをコピペで移行させましょう。 - htmlサイトの個別ページ(ブログ記事)を移行する
htmlサイトからブログ記事やニュース、更新情報などのページをWordPressに移行する場合は「投稿」から作成していきます。
固定ページと同じく、1記事ずつコピペしていきます。
管理画面の「投稿」→「新規追加」を選択し、記事を1つずつコピペしていきます。 - ヘッダーメニューとフッターメニューを設定する
まず初めに、メニューを作成します。
WordPressの管理画面から「①外観」→「②メニュー」を選択。「③新規メニューを作成」をクリックし、「④メニュー名」に分かりやすい名前を入力します。
「⑤作成した固定ページ」の中からメニューに追加したいページを選択して「⑥メニューに追加」をクリック。「⑦メニューの位置」を選択して「⑧メニューを保存」を押すとメニューの作成が完了します。
フッターメニューの設定方法は使用しているテーマによって異なります。テーマによっては「⑦メニューの位置」で選択することも可能です。
WordPressの初期テーマであるTwenty Seventeenの場合は「外観」→「ウィジェット」で「フッター」に「ナビゲーションメニュー」をドラッグ&ドロップして追加し「保存」すると、フッターメニューが表示されるようになります。 - ウィジェット(サイドバー)を設定する
次にウィジェット(サイドバー)の表示を設定します。
WordPressの管理画面から「外観」→「ウィジェット」を選択。サイドバーに表示したい項目を左の「利用できるウィジェット」から選んで「ブログサイドバー」にドラッグ&ドロップで追加します。
先述したように設定方法は使用するテーマによって変わるため、当箇所で見当たらない場合はテーマ提供元の設定マニュアルを参考にしてみてください。
以上で、WordPressのテストサイトの作成は完了です。
我孫子市民文化講座はhtmlで作られています。これを実際にWordPressしながら実習します。
我孫子市民文化講座WordPress版は川口さんがホームのページを作ってくれています。
申し込み、プレ体験、情報がまだ未完成です。これらページを作成を説明します。
今回は「プレ体験」のページを作り方で説明をします。