活動報告

あびこプラス・ワンのあゆみ
2013年「自主夜間中学」立ち上げ準備から開講へ
6月 | 準備スタッフ募集(あびこ広報)と、準備会の発足(出席者12名 問合せ20名) |
8月 | 学習生徒とスタッフの募集(あびこ広報) |
8月 | 開講説明会 参加者 生徒10名 スタッフ12名 |
9月 | 開講 参加者 生徒12名 スタッフ15名 |
12月 | 生徒・スタッフ合同の年末パーティ |
2014年 けやきプラザで本格活動へ
2月 | 社協助成金申請 |
4月 | 「市民活動ボランティア」団体登録 (生徒、スタッフ合わせて35名登録) |
4月 | 市公募補助金申請 |
5月 | 大同生命シニアボランティア助成金申請 ⇒ 支給先に指定される ※ H26/4~12月 計33回実施 生徒数8~14人/週 スタッフ数15~18名/週参加 |
6月 | ふれあい工房「フリーマーケット」参加 |
10月 | 我孫子市公募補助金(3か年)、採択決定 |
2015年 「第二教室」(湖北駅前) 開講
1月 | 第二教室 (湖北駅 北口はるか)を「つくばね会」と連携して開講準備始める |
1月 | 陶芸団体「陶炎」チャリティによる寄付金受給 |
3月 | 社協助成金申請 |
3月 | 進級、進学生徒、スタッフの送別会「さくらの会」 ※ 3月末登録者数、生徒30名、スタッフ24名 |
5月 | ネパール震災支援募金を行う |
6月 | 「湖北駅前教室」仮開講 (トライアル) |
8月 | 湖北駅前教室開講式 (北口はるかにて) |
9月 | 開講100回目 ※ けやきプラザH27/4~6月 計12回実施 生徒数8人/週 スタッフ14人/週 参加 湖北教室 H27/6月(トライアル)4回 生徒数1.5人/週 スタッフ3人/週 参加 |
11月 | 「赤い羽根共同募金配分金」(社協)受給 |
12月 | 我孫子市子ども学習支援協力団体となる |
12月 | 「公募補助金」初年度受給 |
2016年 我孫子市学習支援 布佐教室の運営にかかわる
1月 | 我孫子市子ども学習支援ネットワーク団体となる |
3月 | さくらの会 (年度末生徒・スタッフ・親の懇親会 50名参加) |
11月 | 「マナビトらぼ」教室運営協力開始(我孫子市子ども学習支援) |
2017年「第三教室」(湖北台教室) 開講
3月 | 生活クラブ生協「エッコロ福祉基金」助成を受ける |
4月 | 「さくらの会」(年度末生徒・スタッフ・親の懇親会 55名参加) |
6月 | 「湖北台教室」開講 |
8月 | けやき教室 開講200回目 |
10月 | 「あびこプラス・ワン賛助会」立ち上げ |
10月 | ホームページ 開設 |
12月 | 「我孫子市公募補助金」再受給決まる |
2018年
2月 | 生活クラブ生協「エッコロ福祉基金」再受給決まる。 |
3月 | 「さくらの会」(年度末生徒・スタッフ・親の懇親会 62名参加) |
3月 | マスコミ取材と掲載(地域新聞3月30日、朝日れすか4月号) |
9月 | 市民のチカラ祭り「展示」参加 |
12月 | 我孫子市子どもの学習支援ネットワーク発足 (運営の団体加盟及び運営委員3名参加) |
2019年 令和元年
2月 | 子ども学習支援ネットワーク発足記念「キックオフ集会」 講演 宮本みち子氏、トークセッション 参加者100名を超える。 |
3月 | 「桜の会」(門出を祝う会)生徒・保護者家族、スタッフ54名参加 |
4~5月 | 市内小中学校が各通信により、マナビトらぼ、ネットワーク各団体紹介 |
6月 | 湖北台教室の宣伝チラシ「全戸配布」宣伝実施(湖北団地自治会へ依頼) |
7月 | けやき教室一部移動 8階南近隣「第一会議室」から11階「うなきちさん家」へ |
7月 | 「賛助会」通信「ワン・モア・ステップ」3号発行 |
9月 | 市民のチカラ祭り「展示」及び、実行委員会「企画」参加 「自主夜間中学と学習支援」シンポジウム実施(松戸、柏、我孫子自主夜間中学代表参加) 40人出席(内市議7人出席) 「シンポジウム案内チラシ」 |
9月 | 賛助会プロジェクト発足(法人・企業へ加入訴え活動開始) |
9月 | 「ロータリークラブ」役員会でプレゼン |
12月 | 「賛助会」通信「ワン・モア・ステップ」4号発行 |
12月 | 天王台教室開講について、エール事業所と最終打合せ |
2020年 令和2年
1月 | 天王台教室開講(説明会及び開講) |
活動概要
我孫子けやき教室・第2教室(湖北駅前教室) の学習風景




教室
現在プラス・ワンはけやき教室 (火曜日 けやきプラザ8階、10階)、湖北駅前教室 (金曜日 つくばね会と連携)、湖北台教室 (金曜日) 天王台教室の4つの教室で開いています。
3教室とも18時~20時 、天王台教室は、17時~19時での時間帯で行っています。
生徒・スタッフ
4教室合わせて登録者は生徒64名、スタッフ53名ですが、常時出席者は生徒33名、スタッフ28名です。生徒は中学生が主体で小学生~高校生、高齢者、外国人が通っています。スタッフは先生経験者だけではなく、大学生、塾指導者、中小企業診断士、民間企業定年退職者など様々な職業経験者が担当しています。
学びに対する考え方
より自由でおおらかな学びの場を作りたい、さらに気軽に出入りできる空間を我孫子市内の身近な多くの場所につくれればと考えています。私たちは一人ひとりの生徒を特定のスタッフが見る、マンツーマン方式にこだわっています。スタッフの人員が不足していて、それが出来ない事もありますが、学びたい本人の希望する科目を、スタッフが一緒に「伴走する」形の学習を目指します。
運営について
問い合わせ、見学者の対応、出欠確認、会場予約等事務局中心に運営しています。
また2ケ月に一回「スタッフ会議」を開き、課題検討や一人一人の生徒の学習状況をスタッフが共有できるようにしています。また毎年6月に総会を、春に生徒・スタッフ・ご家族の交流の場として「さくらの会」を開いています。
さくらの会 の風景







生徒・スタッフ募集
募集は通常口伝とポスターを市内20数ケ所 (近隣センター、公民館、駅構内など) に掲示しています。最近は我孫子市の「子どもの学習支援事業」にコンタクトしてくる生徒を紹介していただいています。
外部の団体との交流、意見交換
「我孫子市子ども支援ネットワーク」、「我孫子市子どもの学習支援ネットワーク」(市社会福祉課)、「松戸・柏自主夜間中学」、「我孫子国際交流協会」、「外国人の子どものための勉強会 (松戸)」、「千葉県北西部不登校支援団体交流会」等 との団体との交流を通じて、横の輪を拡げると同時に、他団体の経験をプラス・ワンにいかす努力を重ねています。
今後の課題・ビジョン
2013年発足時より、10年後には市内JR成田線の駅ごとの6ケ所にプラス・ワンの教室を開き、学びたい人の近くに学べる場をつくり、生徒に寄り添うスタッフとともに学びの場、生徒の居場所となるような身近な教室を作りたいと考えています。
そのためにも生徒を支えるスタッフと、安定した財源を確保するため、プラス・ワンの活動を理解・支援してしていただける「あびこプラス・ワン賛助会」を設立して運営を始めています。
プラス・ワン10年事業計画
10年事業計画
活動実績
参加生徒・スタッフ人数の推移

協働の実績
他のNPO・市民活動団体との協働の実績 | 我孫子市内の社会福祉法人「つくばね会」より湖北駅前施設「北口はるか」提供の申し出あり、2015年8月我孫子自主夜間中学”プラス・ワン”との共同開催による第二教室を開講した。 また2020年1月より、「就労移行支援授業所エール我孫子」の協力により、天王台教室(第四教室)を開講した。 |
行政との協働 (委託事業など) の実績 | 2015年12月我孫子市「子どもの学習支援事業」の立ち上げに協力し、学習支援団体として登録された。 そして2016年11月7日より、市内布佐地域において、学習教室「マナビトらぼ」の開講に関して毎週月曜日の運営とスタッフ協力を行っている。 さらに2017年6月よりけやきプラザ11階「マナビトらぼ」第二教室開講を行い、木曜日にその運営とスタッフ協力を行っている。 2018年12月、「マナビトらぼ」運営の他に、「我孫子市子どもの学習支援ネットワーク」を社会福祉課や市民団体と共に立ち上げ、行政と市民団体との共同の「子どもの学習支援事業」を始めた。 「同ネットワーク」では、行政への働きかけと市民団体への参加、加盟への訴えを続けている。2019年10月現在6団体、18教室、生徒350人、支援員152人を超えている。 「学習支援」の問題が我孫子市議会においてもたびたび問題とされ、様々な支援の声が広がり、教育委員会の「ネットワーク」への加盟が決まり、学習支援活動の弾みとなった。 |